斉藤やすおの『とびとび日記』6月

 私の日記はいつも三日坊主。でも書き留めておきたいこともたまにありますので、おつき合いください。そこで「とびとび日記」とさせて頂きました。

 6月○日 23年ものの靴修理

 私は若い時に旅行用の靴を購入しました。5週間のヨーロッパ旅行といえば聞こえは良いかも知れませんが、バックパッキングの貧乏旅行です。

 長距離を歩くための靴と思って、巣鴨にある「GORO」という登山靴専門店のチロリアンシューズを選びました。「靴底の取替えさえすれば、二十年以上履けますよ」とその当時の店員が言いました。毎日履いているわけではありませんが、2センチ以上ある靴底が減って2度ほど交換しました。

 そして、今回3度めの交換に行きました。年輩の店員さんが「何年前に買っていただきましたか?」と聞くから「23年前です」と答えると「え〜!」と驚かれました。他のお客さんも目を丸くしていましたが、「でも、買った時には二十年以上履けるって言ったじゃないですか」と私。若い店員さんも、しげしげとその靴を見ながら、「すごいですね〜でもこれなら直りそうですね」と言ってくれました。

 登山靴を買いに来ていた40代後半とおぼしき、お客さんの会話が聞こえてきました。「高校の時から、この店の靴を買いに来ることが夢だったんですよ」

 時間の流れが世の中と違う店内でした。

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― posted by 管理者 at 11:17 am pingTrackBack [0]

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