国民健康保険税が大幅に増税されます。
国保税は複雑な算定により保険料が算出されています。「医療分」「後期高齢者医療支援分」「介護保険分」の3項目の合算が税として徴収されます。平成24年度の改訂では、支援分と介護保険分は増額されていません。その結果、20%増と表現されていますが、医療分だけの増税はなんと34.63%増となっているのです。国保税の算定は、所得割(3.51%⇒4.5%)、資産割(15%変わらず)均等割(7,000円⇒17,000円人数にかける負担分が1万円増額)平均割(6,600円変わらず、世帯ごとに課税)との増税となっています。それぞれの階層の年間負担増は次のとおりです。
<ケース1>(固定資産税12万円) 年収800万円、夫、妻、子ども2人世帯⇒95,500円増税 新保険税560,000円
<ケース2>(固定資産税なし) 年収500万円、夫、妻、子ども2人世帯⇒71,000円増税 新保険税374,300円
<ケース3>(2割軽減世帯) 年収200万円、夫、妻、子ども1人世帯⇒32,800円増税 新保険税132,000円
<ケース4>(固定資産税なし) 公的年金240万円、夫、妻 世帯⇒28,600円増税 新保険税120,100円
※個別の負担増は市役所国保税課にお問い合わせください。この値上げ条例に賛成した議員は次のとおりです。 自由民主党(中根・露口・遠藤・中山)民主党社民(武井・村山・宮崎・鈴木)公明党(宮下・紀・渡辺(ふ)・小林)改革連合(篠原)の13名。
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